顕微鏡ならここまで見える | 高崎の歯医者なら武井歯科クリニック

顕微鏡ならここまで見える

顕微鏡ならここまで見える!! PartⅠ

肉眼でみると横の線にしかみえませんが、拡大するとNIPPONGINKOの文字の羅列であることがわかります。肉眼では不可能ですが、拡大すれば(約20倍)、Gという文字を的確に示すことも可能です。

歯を削っている所を拡大した写真 器具も通常診療では使わない細い物を使うことも多くなります。

インプラント埋入後の写真。この後、クラウン(表に見える歯の部分)が入ります。

たびたび見ることですが、歯と歯肉の間に歯磨き粉の粒が残留しています。
これは我々からみると、あまり良くないことです。メーカーの説明では「粉砕される」となっていますが、 粉砕されないことが多いのが事実です。

根管内部の拡大写真です。肉眼では見えなかった物もはっきり確認できます。

根管治療って何?

根管の入口です。赤いのは神経と血管。虫歯が大きくなると、ここに虫歯が接近するため、細菌がこの中に入り、神経や血管が炎症を起こすのです。

神経と血管を”ヤスリ”のような器具で除去しているところ。入口は1つですが、奥で2つに分かれていたりするものも多いのが、根管治療の難しさと、顕微鏡が必要不可欠な理由です。

30倍でみた上顎洞粘膜。従来の倍率とは違う。
ソケット・プリザベーションのアプローチも器具や手技がかわることになります。 もちろん、患者さんの負担(腫れや痛み)も軽減されることになります。

拡大すれば拡大するほど、我々の脳に入ってくる情報量は増えます。
その情報を治療という形にできるかどうかは、見えていることとはまた別問題です。

拡大すればするほど、術者の手の動きはスローになります。
使う器具も従来のものでは不足してくるものもあります。
それを形にして、「治す」という結果につなげるには、術者も日頃のトレーニングが必要です。

保険治療のクラウン(連結)を除去すると、その歯と奥の歯の間には、そのクラウンを装着した時のセメントや歯石が多くみられます。
これは当たり前のことで、保健治療では歯科医師も歯科技工士もクラウンの数を作ることだけに専念している結果です。

当院がいう、「こなす作業から治す治療へ」というのはこういう意味です。削った歯の形もダメ、その歯の型採りもダメ、それを作る技工士さんもダメその結果、このようなクラウンが出来上がり、それを放置すると、歯周病などが起こる原因になるのです。

顕微鏡ならここまでみえる! PartⅡ

セラミックによる補綴物をいれるために、虫歯を除去し、適切な形成を施した後(左図)とセラミックが挿入され、合着された後の歯との適合(フィット)を観察しています。

顕微鏡で拡大してこのレベルであれば、そんなに虫歯の再発はおきないでしょう。

顕微鏡下でpreparation→TEkマージンをウォッシュ→トリミング→寒天・アルギン連合印象。流せる石膏の種類や寸法変化などの制約や問題がなければ、寒天印象材はやはり精密印象材だということも理解できる。

材料の問題よりも術者の技量に様々な問題があることは容易に想像できる。

12%金銀パラジウム合金の詰め物を外すと大きな虫歯があります。これも歯と歯の間の虫歯なので、顕微鏡を使わないと確実に見ることは不可能です。

だいぶ黒ずんでいますが、どこまで虫歯は大きくなっているのでしょうか?

歯肉縁下まで虫歯が進行しています。
これをしっかり削り取らないといわゆる2次齲蝕になります。