DH上田の今週の作り置き(R4年7月)

 

皆さんこんにちは。

歯科衛生士(DH)の上田です。

 

毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

今月のテーマは「油」です。

さて、油にはいい油と悪い油があるのをご存知でしょうか?

油というと何だか太りそうとか体に悪いというイメージがありますよね。

いえいえ、炭水化物、タンパク質そして油(脂質)は、三大栄養素のひとつで健康な体を保つのに重要な役割を持っています。

 

いつの間にか脂質=悪者みたいになってしまっていますが、それは大きな間違いです。例えば、ノンオイルドレッシング。いかにも健康志向みたいな感じがしますが、「油」は脂溶性ビタミン(ビタミンADEK)やカロテノイドの吸収を助けてくれます。ということは、野菜を食べる時に油と一緒に食べたほうが良いということです。

 

ではどのような油は悪い油なのかというと…

脂肪は大きく飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、トランス脂肪酸に分類されます。その中でトランス脂肪酸は摂取しない方が良い脂質です。例えばマーガリン、ショートニング、コーヒーフレッシュなどに含まれ、お菓子やパンなどに使用されています。

トランス脂肪酸を多くとると、血液中のLDLコレステロールが増加し、HDLコレステロールが減少することが示されています。 トランス脂肪酸を多くとりつづけると、冠動脈性心疾患のリスクを高めることも示されています。

血中のLDLコレステロールを上昇させ、HDLコレステロールが低下することで、血液がドロドロになってしまいます。血管は、全身に栄養素や酸素を送る大切なもの。血液がドロドロになると、肌や髪質にも悪影響を及ぼし、老けてしまうのです‼怖い(T_T)

 

加工や加熱など人工的に手を加えられたときに、細胞を攻撃する毒性が生まれます。このトランス脂肪酸ですが、日本ではまだ使用されていますが、海外では禁止されている国も多くあります。
アメリカでも2015年にFDA(食品医薬品局)が禁止する処置に踏み切りました。

では、逆に摂取した方が良い油は不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸はさらに、「n-3系」「n-6系」「n-9系」の脂肪酸に分かれ、油の種類によってこの脂肪酸の割合が変化します。体内でこの油を機能的に働かせるには、n-3系とn-6系の2つがバランスよく存在することが重要です。

n-3系脂肪酸・・・魚の油、亜麻仁油、エゴマ油、しそ油など

n-9系脂肪酸・・・オリーブ油、なたね油、パーム油、べに花油、落花生油など

 

私が普段使用している油を一部ご紹介します

有機プレミアムココナッツオイル 460g

 

無味無臭なのでどんな料理にも使用できます。一般的な植物油は加熱すると酸化しやすいため、生食で摂ることが望ましいものが多いです。ココナッツオイルは酸化に強いので、加熱調理にはもってこい。炒め物はほとんどココナツオイルで調理しています。

 

・仙台勝山館MCTオイル360g

MCTオイルを継続的に摂り、体内でケトン体の生成を促しながら脂質の代謝をあげると、筋肉の持久力がアップすると言われています。 素早くエネルギーとして利用されるケトン体のエネルギー効率は糖質(ブドウ糖)の1.25倍です。朝のスムージーに入れたり、ジョギングの前に摂取しています。

 

三宗貿易 有機バージンごま油(180g)

セサミンやセサミノールなどの成分やビタミンEによる、抗酸化作用の高さが特徴でエイジングケア効果が高いとされています。納豆や野菜にかけて摂取しています。

 

 

 

ご参考までに!


今週の作り置き

今週の作り置き 2022年7月
今週の作り置き 2022年7月

左上から

・イカのから揚げ

・ゆで卵

・人参とビーツのきんぴら

・豚肉ともやしとピーマンとキャベツの野菜炒め

・セロリと鶏肉のスパイス炒め

・おからと鶏のひき肉とこんにゃくとキアヌの煮物

・写真はありませんがいつもの酵素玄米

 


以上今週の作り置きでした   また来月!


おまけ  院長の作り置き

良い豆アジ(少し大きいですが..)が手に入ったので、大好きな南蛮漬けを沢山作りました。

旬ですから、大変美味しいです。酒の肴には最高です。

 

・豆アジ(三重県産)

・ししとう

・ピーマン(北海道産)

・パプリカ(群馬県産)

・玉葱(兵庫県産)

・人参