こんにちは。
歯科衛生士の上田です。
毎日暑い日が続きますが、夏バテ大丈夫ですか?
やっぱり夏より冬の方がいいやなんて思う今日この頃です。
私は暑いのは嫌いですけど、特に体調を崩すこともなく、食欲もいつも通りある方。たまには暑くて食欲なくって…って言ってみたいのですが笑
夏に食べたくなるものって皆さんは何ですか?
素麺や冷やし中華などサッパリしたものとか、鰻などの精力のつくものとか、カレーなどのスパイシーで食欲をそそるものなど。
どれも食べたくなるものですが、私は夏になると何か無性にタイ料理などのスパイシーなものが食べたくなるのです。
暑い時に辛いものを汗をかきながら食べるなんてと思うかもしれませんが、これは理にかなった行動のようです。
体には、常に体温を一定にするメカニズムが備わっています。暑い時に汗をかくことで、皮膚表面の熱が放散され、体温の上がりすぎを防ぎます。
辛いモノを食べた時にも、かいた汗が蒸発の際に皮膚表面の熱を奪うため、涼しく感じられるというわけです。コロナの前は色々なところに旅行に行きましたが、暑い国の料理ってスパイシーなものが多くないですか?納得です。
ということで前置きが長くなりましたが、今回はスパイスについて書こうと思います。
実は私、スパイス収集しています。買ってみたものの「こんなのいつ使うんだ?」みたいなものもあります(^_^;)
世界には100種類以上ものスパイスがあるといわれています。料理の風味をより良くするだけではなく、食欲増進や消化作用、殺菌、抗酸化作用など、それぞれ違った効果があるんです。
私が普段から使用しているスパイスを一部、取り入れやすいものをご紹介したいと思います。
・ターメリック
ターメリックは分かりやすく言えばウコンです。カレーの着色材料としてよく使われます。肝機能を活性化させ、コレストロール値の低下が期待されます。また、抗酸化作用にも優れているので、美肌効果にも期待が持てます。
また、たんぱく質やアミロイドβの蓄積を防ぐことで脳機能を活性化するので、アルツハイマー病の予防にも効果があるといわれています。
お料理には風味というよりも、鮮やかな彩りであったり、エスニックな香りを楽しむといった感じでしょうか?
私の活用法はカレーのご飯をたまにターメリックライスにしたり、ターメリックラテ、あとは白い食材(カリフラワーなど)の炒め物などに入れると色が鮮やかで食欲をそそります。
ただし、食後に歯を磨かないと着色しますので注意!
・クミン
匂いを嗅ぐだけでカレーを連想しますよね。エスニック料理には欠かせません。消化液の分泌が活発化してくれるので整腸や解毒作用に効果があり、食欲増進や消化の促進につながります。また、抗酸化作用があり免疫力を上げる効果もあるため、ガンや循環器系の病気の予防にもなります。さらにはクミンに含まれる「植物ステロール」には、体内でコレステロールの吸収を抑える作用があるのでダイエット向きだそう。
私の活用法は、キャベツやじゃがいもを炒める時にプラスするといつもと違う炒め物になります。マヨネーズとも相性がいいのであ試しあれ。あとは鳥の唐揚げにもニンニクと生姜に少しプラスするだけで、いつもと違う唐揚げになります。
・シナモン
シナモンは私の1番の推しスパイスです!ちょっと苦手な人もいるかもしれませんが、よくお菓子などにも使われていますよね。
もともとは生薬や漢方として使われていました。体を温める効果が大きく、血液循環が良くなることで美肌効果や、冷え性・むくみなどの防止にもなります。高い抗酸化作用を持ち、さらに毛細血管の傷を修復してくれる効果もあるので、肌の代謝が高くなり、アンチエイジングの効果にも期待できます!最高^_^
私の活用法は、やっぱり飲み物に入れるのが1番多いですね。ココアやアーモンドミルクラテに入れて飲むことがほとんどです。私は甘いものが苦手なのでお菓子は作りませんが、焼きリンゴや焼き芋にも合いますよ!
ぜひいつものお料理にスパイスを取り入れてみてくださいね!
今週の作り置き
左上から時計回り
・鳥レバー生姜煮
・豚肉とキャベツと豆もやしの炒め物
・椎茸と高野豆腐の煮物
・丘ひじきと蒟蒻の煮物
・サワラのスパイス(クミンとコリアンダー)焼き
・ミニトマト
・海苔が入ってるだし巻き卵